ポケカを大切に保管しておく上で、ほぼ必ず必要になるものがスリーブです。
スリーブは一般的にポリプロピレン(PP)でできており、カードを入れて保護するために使用します。
カードショップやネットショップでポケカ用のスリーブを探そうとすると、たくさんあって迷ってしまう方も多いはずです。
この記事では、そんな方のためにポケカの保管に私が利用しているおすすめのスリーブを紹介します。スリーブの種類や選び方についても解説していますので参考にしてください。
すぐにおすすめのスリーブが知りたい方向け
コレクション向けの高額なポケカには、以下の2つのスリーブを用いて2重スリーブにして保管しています。(1万円以上のカードは2重スリーブに入れた上で、さらにローダーに入れるなどをしています。)
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【基礎知識】ポケカのサイズ
ポケカのスリーブを選ぶ上で、まず知っておくべきことはポケカのサイズです。ポケカのサイズよりも小さいスリーブを選んでしまうと、ポケカを入れることができません。
横63mm×縦88mm
ポケカのサイズは、横63mm×縦88mmです。
つまり横63mm×縦88mmよりサイズが大きいスリーブを買えば、ひとまずポケカを入れることはできます。
ポケカを保管するスリーブの選び方
ポケカ向けのスリーブは、複数のメーカーから様々な種類が販売されています。スリーブを選ぶ際に見るべき項目として、以下の項目があります。
- 価格(コスパ)
- 大きさ
- 役割
- 硬さ
- 縦入れ・横入れ
- 背景色(デザイン)
- 厚さ
- 購入のしやすさ
このうち、厚さは商品に明記されていないものです。また商品の仕様とは別に購入のしやすさも考えるべきです。
価格(コスパ)
スリーブ1枚あたりの単価はいくらであるかです。スリーブは「60枚」「100枚」単位で販売されていることが多いです。
安いスリーブ(ダイソー)であれば、1枚あたり約1円になります。
大きさ
スリーブには、異なった大きさの規格があります。これはポケカと異なった大きさのトレーディングカードがあるためです。
カードショップで見かけることが多い規格は、次の2種類です。
- スモールサイズ(59mm×86mmのカード向け)
- レギュラーサイズ(63mm×88mmのカード向け※ポケカ向け)
レギュラーサイズがポケカ向けのスリーブになります。スモールサイズは、ポケカの横幅よりも小さいため入れることができません。スリーブの購入前には、必ずサイズを確認するようにしましょう。
役割
63mm×88mmのカードに対応しているスリーブには、さらに大きさが異なるスリーブがあります。これはスリーブを使用する役割が異なります。スリーブの枠割ごとに主にサイズが異なる3種類のスリーブがあります。
- インナースリーブ→2重スリーブにする際に最初に入れるスリーブ
- スリーブ→通常のスリーブ
- オーバースリーブ→スリーブを守るためのスリーブ
カードをしっかりと保護したいのであれば、インナースリーブに入れた上でさらにスリーブに入れる2重スリーブがおすすめです。
オーバースリーブは、主にデッキ用スリーブを保護するために用いられるスリーブです。もちろんポケカの保管にも利用ができるため、3重スリーブにしてより保護を行うこともできます。
硬さ
スリーブには、2種類の硬さがあります。
- ソフトスリーブ
- ハードスリーブ
名前の通りソフトスリーブの方がハードスリーブよりも柔らかいです。ハードスリーブの方が硬いため、カードを保護する役割は大きいです。しかしカードを入れる際に、スリーブに引っ掛けてしまうと、白かけなどができやすい欠点があります。
ハードスリーブに入れる際には、インナースリーブに入れてカードを保護した上で入れることがおすすめです。
縦入れ・横入れ
スリーブには、縦から入れるスリーブと横から入れるスリーブの2種類があります。
一般的には縦入れのスリーブになります。横入れのスリーブがあるのは、インナースリーブです。
2重スリーブを行う際に、横入れのインナースリーブを使うと空気が抜けやすいメリットがあります。
背景色(デザイン)
スリーブには、両面透明のものと片面に色や柄がついたものがあります。ポケカの保護を目的とするのであれば、背景色にこだわる必要はありません。
厚さ
商品の仕様にスリーブの厚さはあまり記載されません。そのため実際に購入してみないとわからない要素です。購入して触ってみると、同じ大きさのスリーブでもかなり厚さが異なることがわかります。スリーブの厚さが厚いほど、カードを保護する機能が強いです。
スリーブの厚さはカードの価格と関係性があることが多いです。安いスリーブほど薄く、高いスリーブほど厚い傾向にあります。
購入のしやすさ
スリーブの購入のしやすさも、多くポケカを購入する予定のある方には重要です。異なるスリーブを使うと、カードをまとめて扱う際にカードを落としやすくなってしまいます。これはスリーブの微妙なサイズの違いや質感の違いによるものです。できるだけ使うスリーブは統一することをおすすめします。
ポケカの保管におすすめのスリーブ
ノーマルカードの保管におすすめのスリーブ(プレイ向け)
ノーマルカードの保管におすすめのスリーブは、ダイソーのトレカスリーブです。税込110円で1枚あたりの単価が安いです。
ダイソーのトレカスリーブには、ポケカを4枚まとめて入れることができます。プレイ向けのカードであれば、そこまでカードの保護に慎重になる必要はないので、コスパの良いダイソーのトレカスリーブがおすすめです。
スリーブに入れた後は、カードファイルやデッキケースに入れて保管しています。
高額カードの保管におすすめのスリーブ(コレクション向け)
高額カードの保管には、カドまるの横入れインナースリーブとトレカプロテクトのハードスリーブによる2重スリーブがおすすめです。
インナースリーブに横入れスリーブを選ぶ理由は、2重スリーブを行う際に空気が抜けやすいからです。
カードの保護という目的で考えれば、トレカプロテクトのハードスリーブだけでも十分です。しかしハードスリーブに入れる際に、スリーブにカードが引っかかってしまうと白かけの原因となってしまいます。それを防ぐためにインナースリーブを利用しカードを保護した上で、ハードスリーブに入れるようにしています。
2重スリーブのやり方
2重スリーブという保護方法を初めて聞いたことがある方もいるかと思いますので、2重スリーブのやり方を説明します。
まずはインナースリーブに保護したいポケカを入れます。
次にインナースリーブに入れた状態のカードをスリーブに入れます。
カードを下まで入れて、2重スリーブの完成です。